《13章》死後はどうなるか

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前章でオリバー・ロッジ卿が述べているように、動物でも、高等なものになると、死後も個性をたずさえて生き続けることが明らかとなっています。

では、犬なら犬、猫なら猫といった形体をどこまで維持するかとなると、いろいろな要素を考慮しなければならないでしょう。開発された自我意識の程度が問題ですし、人間との絆の強さも考慮しなければならないでしょう。

時間、というよりは、私たちが地上で時間として意識しているものに相当するものが経過するにつれて、その絆が弱まっていくことも有り得るでしょう。人間は宿命的に完全へ向けて永遠の進化を続けますが、動物はそうでないのかも知れません。進化しないという意味ではなく、進化の道程が人間とは異なるということです。

再生の問題もあります。再生は進歩なのか後退なのかという問題もありますが、いずれにしても、これらの問題は死後の存続の問題のような“証明”となるものが得られない性質のものです。

ですが、たとえ証明はできなくても、信頼できる霊界通信というものがあります。それは言いかえれば高級霊からのメッセージということですが、そこへ来ると私には自信をもって紹介できるものがあります。

それは次章でたっぷりとご紹介することにして、ここでは、地上で愛情関係のあった人間と動物は、死後も、必要性があるかぎりは、生前のままの愛情関係が維持されるというのは事実であると断言しておきます。

飼い主より先に他界した動物は、その飼い主と霊的につながりのある霊の世話を受けます。たとえばマーガレット・ビビアン博士が“サイキック・ニューズ”紙上で語っている話ですが、博士が飼っていた犬が他界したあと、交霊会に出て来たF・Rという友人が

「犬は私が世話してますよ。あなたのそばにもしょっちゅう来ていますよ。あなたがこちらへ来られるまで、私がしっかりと世話をしますから、ご安心ください」

と言ったそうです。

では、そういう世話をしてもらえない動物、つまり霊界に顔身知りの人がいない場合はどうなるかということになりますが、心配いりません。霊界には動物の世話を専門の仕事にしている霊団がいて、新しい霊的環境に馴染(なじ)むように世話をしているのです。

原則として、人間の接触のあるなしにかかわらず、動物はすべて“動物界”へ行きます。その動物界にもいろいろな環境があり、他界した動物は、その必要性、意識状態、死に方に応じて、最も適切な環境へ自然に引かれていくのだそうです。人間との情愛が特別に強かったものが、人間の霊の世界に留まっているとのことです。それも、“いつまでも”というわけではないようです。

“界”という用語を用いると、人間はとかく地理的なものを想像しがちですが、霊界は物質界と違って、固定された場所ではなく、霊的本性が生み出す“状態”であり、霊格の程度の表われです。つまり同じ程度の霊性をもつ者が集まって生活を営んでいるわけです。

もちろん、使命を帯びて高い界層から低い界層へと降りてくることはあります。同じ意味で人間の階層から動物の階層へと降りてくる者もいるわけです。

動物の階層における問題にもいろいろとあります。それまで愛情深い飼い主のもとで暮らしていたのが、事故などで急に霊界へ来て戸惑っている動物たちを何とかしてやらねばなりません。又、人間の食用とされた大量の動物の霊の処理の問題があります。そして、医学の進歩という美名のもとに動物実験の材料にされて霊界へ送り込まれる動物の問題もあります。

そうした人間と動物との関係における善悪・正邪の問題にも、厳然とした神の摂理があります。人間の勝手な〝都合〟を超越した次元の問題、たとえば野生の鳥獣や昆虫が人間に及ぼす被害はどう理解すべきか、人間の生命をも奪う寄生虫や伝染病の病原菌にはどう対処したらいいのか、といった問題も、その神の摂理の観点から考えないといけません。

その次元の課題になると、もはや〝死後存続の証拠〟と同じ意味での証拠はありません。信頼のおける高級霊の意見を伺うという以外に方法はありません。

それを信じるかどうかは個人の選択にかかわる問題であり、各自の“得心”の問題といってもよいでしょう。次章では私がもっとも信頼している古代霊シルバーバーチとの一問一答を紹介することにします。

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